あああああああああ!

出典: 究極の八百科事典『ウソペディア』

あああああああああ!とは、最も優れたナンセンスであり、このサイトなら荒らしても良いと荒らし錯覚させることのできる魔法呪文でもある。

概要[編集 | hide | hide all]

元をたどれば、それは2005年10月17日に誕生した英語アンサイクロペディアの記事AAAAAAAAA!だった。これを日本語版アンサイクロペディアがローカライズして、2006年8月29日に、あああああああああ!が誕生、以来アンサイクロペディアは、コンスタントに荒らしやLTAに悩まされることとなった。

英語版アンサイクロペディアでは後にこれを無期限全保護したものの、LTA:SPAMに日々悩まされる羽目となり、日本語版アンサイクロペディアでも、この記事を見たユーザーは嬉嬉として荒らしに励み、LTA認定されても執念深く荒らし続けること、噂では10年以上だと言われている。

何故荒らしを呼び込むのか[編集 | hide]

第一に、あああああああああ!という記事名そのものが、ほぼ荒らしである。たった一文字をひたすら連打して、なお荒らしであることを免れられる記事があるとすれば、文字の並びに意味を持たせたウソペディア先秀逸な記事」ぐらいのものであろう。

第二に、「あ」を連打しただけで記事になるのなら、と、無垢の初心者が「い」や「う」でも同じような記事を立てようとすることとなる。アンサイクロペディアではこれは二番煎じとして嫌われるが、そんな事とはつゆ知らぬ初心者は、平気でそのような記事を書き、即時削除される。こうなると初心者は、その理由が分からず同じ投稿を繰り返したり、逆ギレして滅茶苦茶な投稿を行ったりするので、結局荒らしに変貌して投稿ブロックを食らう羽目となる。

第三に、放置ゲームあるいはクリッカーゲームや、プチプチ押ボタン症候群の存在で知られるように、連打は人間にとって何らかの快感をもたらすと考えられる。それゆえ、模倣を繰り返せば荒らし認定されるのを知りながらも、そのような記事があることを根拠に開き直ってLTA化し、ストレス解消を図る荒らしも出てくると考えられる。

こうした理由から、「あああああああああ!」なる記事は、荒らしを呼び込む呪文になってしまうのである。

ナンセンスとしての「あああああああああ!」[編集 | hide]

意味を成さないこと、ナンセンスとしては、「あああああああああ!」は最高傑作である。何故ならば、通常ならIllogicopediaのナンセンスな記事ですら、単語単位での意味はつかめるものであるが、この記事ばかりはどの一つの単語を取っても意味を掴むことなどできない、徹底して意味を排除した記事だからである。

実際、これと双璧を為すナンセンスは、ニヒリズムのみだと言われており、ユーモアの研究に熱心なアンサイクロペディアンはこの二つの記事を秀逸な記事に認定している。

ウソペディアにおける「あああああああああ!」[編集 | hide]

ウソペディアでは、習作としても本記事が作成された痕跡はない。どうやら、「う」から始まることや、荒らしを呼び込む副作用への認知度が高かったためだと思われる。しかし、削除記録の中には、荒らしがこの種の投稿を行った痕跡も存在するため、そもそも「あああああああああ!」と連打したらそれだけで荒らしと見なされるという暗黙のルールが存在した可能性もある。

ただ、要出典などと同様、「う」を並べた中途半端な模倣は存在するので、あまり深く考えず、とりあえずウソペディアは「う」から始まるから、いつかううううううううう!を作ることにして、「あ」はやめよう、となっただけの可能性もある[1]

脚注[編集 | hide]

  1. しかし、日本語版アンサイクロペディアで記事が「あ」なのは偶然である。その証拠に、英語版Uncyclopediaやフランス語版dÉsencyclopédieでも、記事名は「AAAAAAAAA!」であって、「UUUUUUUUU!」でも「ddddddddd!」でもない。

関連項目[編集 | hide]

ユーモア研究生をもってしても、アンサイクロペディアの「あああああああああ!」は自己言及的なページ止まりです。ウソペディアンとの格の違いを見せつけてやりましょう。