アンサイクロゲリラ

出典: 究極の八百科事典『ウソペディア』

アンサイクロゲリラ(:Uncycloguerrilla)とは、アンサイクロペディアで不当ブロックを受けた人間が、ゲリラ的に自らのミーム[1]をアンサイクロペディアに注入するために考え出した、市民的不服従の手法である。

概要[編集 | hide | hide all]

疑わしきは罰するルールが適用されているアンサイクロペディアでは、しばしば誤認・不当ブロックが「管理者の裁量」の名の下に発生する。これに対し、抗議の手法として、荒らしのような暴力的手段に出て抵抗するのではなく、あくまでも合法的な記事を執筆し続けることで、着実にアンサイクロペディアを自分のカラーに染め上げていく手法を取ること、及びこの手法を用いるアンサイクロペディアンを、アンサイクロゲリラという。

アンサイクロペディア法に照らせば(たとえ不当ブロックに対する抵抗であっても)、一応ブロック破りの違法行為であるので、見つかったらブロッコホリックのようにブロッコリーの追加供給を加えられることになるが、着実にやれば、全ページ中一定以上のシェアを奪うことが可能であり、自らブロック破りであることを公言しない限りは、アンサイクロペディアコミュニティもこれに対して積極的な対策を講じていないのが実情である[2]

特徴[編集 | hide]

アンサイクロゲリラの中には、ゲリラとしてではなく公に活動できる場を求めて、亡命ペディアを設立したり、ウソペディアへの移民(亡命)を決意したりして、主な活動の場を亡命先に移しつつ、捨てIPを使ってアンサイクロペディア領内に侵入する事例がしばしば見られる。

このようなIPは簡単に「香ばしい」ものだと判別できるので、万が一執筆した記事にNRVやICUが貼られた場合は不利益を被ることがある[3]

活動[編集 | hide]

合法的活動[編集 | hide]

合法的な活動の体裁を維持し、あくまで普通の記事を立項し続ける。地道に続ければシェアは確実に増えるので、ユアサイクロペディア(あなたのアンサイクロペディア)に染め上げてしまうことができる。

ゲリラ的宣伝[編集 | hide]

アンサイクロゲリラの中には、ゲリラ的に自分の活動主体である亡命ペディアの名前を侵入させて、他の亡命者の誘致を図る人間もいる。このような人間は、アンサイクロペディアの歴史もある程度かじっており、規模にもよるが、1000本規模にも満たない亡命ペディアの場合、単独立項すると宣伝活動と見なされて削除されてしまうことを理解している[4]。このため、アンサイクロゲリラの間では、既に存在する項目の中に対比的に書いたり、一覧として紹介するなどの形をとることで、宣伝らしくない体裁に整えた上で侵入させることが望ましいと考えられている[5]

脚注[編集 | hide]

  1. 文化的遺伝子。本来はリチャード・ドーキンス氏の言葉だが、特に英語圏のインターネット空間では、もっとシンプルに、「ネット上の流行や定番ネタ」のような意味に使われている。
  2. この一因には、過疎ペディア化が進んでおり、たとえ違法行為であっても一定品質以上の記事を書いている分には受け入れた方が得策だという政治的判断が挙げられる。
  3. 実際、イノベーションのジレンマなどは、この理由で、ICU後の加筆があったにもかかわらず、削除議論すらしてもらえずに消されてしまった。
  4. olducp:日本さいころペディアがいい例である。
  5. olducp:国産ペディアで実験中。

関連項目[編集 | hide]