インテリ
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インテリ(インテリゲンツィア、英:intellectual,intellect,egghead,highbrow、露:интеллигенция(intelligentsia))とは、書物から得た知識だけで頭を満たした結果、現実世界への理解が薄っぺらになってしまった理想主義者の事である。
インテリと共産主義[編集 | hide]
上述の由来を見ると、全てのインテリが共産主義者だと早合点する人もいる[4]が、これは誤りである。全てのインテリは何らかの理想を抱き、その実現のために主張を繰り広げたり行動したりするが、懐古的な思想の持ち主であれば、保守寄りの主張すら持ちうる。保守寄りの場合も含め、あらゆるインテリに共通するのは、彼らが理想ばかり主張し、その実現に際して乗り越えるべき現実とのギャップをほぼ無視し、場合によっては都合よく歪めすらしてしまうことである。
民主主義国[編集 | hide]
敢えて言論の自由を認め、好きに語らせる方法を採っている。そうすればインテリは勝手に薄っぺらな理想に小難しい理屈をつけて、大衆から顧みられることのない主張を自ら作ってくれるので、権力にとって害とはならないからである。
そもそも何故対処が必要なのか[編集 | hide]
いきなり対処の節を読まされて、そう考えた人もいるだろうから説明する。
国家にせよ他の組織にせよ、インテリの掲げる理想は現実と衝突するので、万一支持者が拡大してその実現を迫られると、既得権益層にとっては大変迷惑であり、そのようなインテリ的理想主義の支持者層を抑制するために、既得権益層、特に国家は、その政体に依らず、上手くインテリを操る必要があるのである。