エクスペディア

出典: 究極の八百科事典『ウソペディア』
百科事典らしからぬロゴ

エクスペディア:Expedia、発音は「イクスピーディア」に近い)は、旅行に関する話題を集めた、世界最大級のオンライン百科事典

 

概要[編集 | hide | hide all]

エクスペディア・グループのロゴ。どことなくMicrosoft Edgeっぽいのは元グループ企業だからか

アメリカのエクスペディア・グループ社が運営するウェブサイト。MediaWikiを使わず、独自の体裁で提供されている。記事数は公表されていないが、目的地の数だけ存在することは確かである。

旅行に関するオンライン百科事典だからといって、ウィキボヤージュではない。勿論ウィキトラベルでもない。また、名前のせいで誤解されがちだが、エクストリームスポーツ専門百科事典でもない。

名前は「exploration」と「speed」[不要出典]、そして事典を表す「pedia」[要出典]を組み合わせたものらしい。

百科事典ではあるが、それぞれの記事から航空券やホテルレンタカーなどの予約が可能になっているのが最大の特徴であり、それらが主な収益源となっている。

競合他社のように思えるホテルズドットコムトリバゴは、実はエクスペディアのグループ企業である[不要出典]。つまり、我々消費者は、競合他社を装った同一企業による宣伝に踊らされているだけなのである。

なお一時期はフクロウも飼っていたが、2011年とのいざこざがあったことで逃げ出し、その後は競合相手として、業界1位のブッキングドットコムと共に脅威となっている。

歴史[編集 | hide]

1994年マイクロソフト社員で当時27歳のリッチ・バートンが、旅行予約システム兼オンライン百科事典の開発をビル・ゲイツらに提案したことがきっかけとなり、1996年に開発がスタート。承認を得た後、同年10月に運用を開始した。インターネットを使った旅行予約システムとしては世界で2番目であるが、ウィキトラベルは2003年、ウィキボヤージュは2006年に誕生していることから、旅行に関するインターネット百科事典としては世界で初めて誕生したことになる。当初は「Microsoft Travel」のような味気ない名称になりかねなかったが、どうしても許せなかったバートンが意地で阻止し、前述の通り「Expedia」と命名した。

1999年には、旅行予約システムとして先行していたTravelocityからの出資を断り、またマイクロソフト幹部のスティーブ・バルマーからは難色を示されながらも、143人の社員を引き連れて独立するに至った[1]

その後、他企業を買収したり、買収されたり、はたまた独立したりと、インターネット百科事典としては珍しい、様々な紆余曲折があったが、2005年時点で7ヶ国向けにサービスを開始するほどに成長。この頃からフクロウを飼い始め、さらに2008年には本社をシアトル近郊に移転するなど、絶頂期となった。

しかし、2011年には、かつて買収を検討していたブッキングドットコムに売上高を抜かれ、さらには後述の熊の影響でフクロウに逃げられ、挙句の果てには強敵になって戻ってきたことで、窮地に立たされる。それでも、ブッキングドットコムが航空券販売などの業務を縮小したのに対し、エクスペディアはあくまでも総合旅行百科事典にこだわったことで、予約数こそブッキングドットコムに負けているものの、グループの年間取扱額は、単価の高い航空券予約が多いこともあって、2012年からずっと業界1位を守り続けている。

キャラクター[編集 | hide]

ウィキペディアのウィキペたん、アンサイクロペディアのひよこ陛下[2]、そしてウソペディアウソウドリ大帝など、日本のインターネット百科事典にマスコットキャラクターはつきものである。そのため、エクスペディアも日本限定キャラとして、胸元に五つ星がついた[3]「エクスベア」という2010年に生み出した。これは、日本人動物に対して異常な愛着を示していることを利用したものであり、ただの動物好きだけでなく、熊好きやケモナーにも好評のようである。また、傘下のホテルズドットコムでは日本人が大好きな猫駅長ならぬホテルマンを、トリバゴでは日本のオス共が大好きなパツキンのチャンネーを起用するなど、日本人に媚びの姿勢を見せまくっているが、これは日本を含むアジア圏でのシェアが伸び悩んでいるためと言われている

また、エクスベアが誕生した翌年にフクロウがエクスペディアから逃げ出している。これはエクスベアがフクロウを捕食しようとしたためと言われているが、真相は定かではない。

脚注[編集 | hide]

  1. とは言っても、場所はマイクロソフト本社と道路を挟んだ向かいであった。親離れできない子供が形式だけ独り立ちしたようなものである。
  2. 本来はマスコットではなくアンサイクロペディアの象徴であるが、そんなことは親衛隊以外誰も気にしないし、陛下も寛容なので気にしないはずである。
  3. 五つ星神拳の継承者とかではない。

関連項目[編集 | hide]