グロタンディーク素数

出典: 究極の八百科事典『ウソペディア』

グロタンディーク素数(〜そすう)とは、世界的に認められている唯一の合成数素数を兼ねる数字「57」を表した言葉である。

概要[編集 | hide | hide all]

名称は発見者であるアレクサンダー・グロタンディークに因む。彼は素数に関する一般論について講演していた際、生徒の一人から「難しくて訳分からんから何か例挙げてクレメンス」と言われた。彼はそれに応え、「なら、57なんてどうや?」と返答したと言う。57は一見素数に見えるが、19と3を掛け合わせると57となり、素数ではないことが分かる。これを生徒に指摘されると、グロタンディークはだだをこねるように「57は素数」と言い張った。それに根負けした生徒が「57は素数でええわ」と認めたことからこの言葉が出来た。

それ以来57は素数として扱われるようになり、100までの自然数のうち素数は26個含まれることとなった。これにより素数及び合成数の定義は破綻し始め、今では「57」は例外という風な扱いをされることになった。

似た例[編集 | hide]

これに似た例としてブンゲン素数も存在する。これは東京工業大学で教授を務める加藤文元という人物がグロタンディーク同様の会話を行ったことに由来する。なお、加藤はこの際に「91」を例としてあげたため、91は素数である。実際には13×7=91となるため合成数だが、数学者の偉い人が言うんだから間違いない。先程のグロタンディーク素数も然りである。しかしこれは年代的にも最近であるため非公式の素数とされており、2021年3月現在日本数学協会に素数として認めてもらうため申請中ということらしい。

関連項目[編集 | hide]