シンギュラリティ

出典: 究極の八百科事典『ウソペディア』
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シンギュラリティ(:singularity)とは、特異点のこと。

概要[編集 | hide | hide all]

シンギュラリティとは、何らかの特徴量が無限大に発散する、数学的な特異点のことである。代表的な特異点には、相対性理論に基づく重力場の特異点や、人工知能人間の知能に追い付く技術的特異点などが存在する。

以下では、特に技術的特異点を中心に記述する。

特徴[編集 | hide]

何らかの特徴量が無限大に発散する特異点は、それに到達してしまうと不可逆的なものである。例えば、重力場の特異点はブラックホールを形成し、ですら脱出不可能な事象の地平面が現れることとなり、接近し過ぎれば世にも奇妙なことが起こることとなる。

技術的特異点の場合には、人工知能が人間並みの知能に達したことで、自らの知能を更に育てることができるようになり、このフィードバックループが高速で回り始めた結果、人工知能の知能レベルが瞬く間に無限に増大していくことが示唆されている。その到達時期は2045年という説が有名だが、もっと早いとする説も、もっと遅いとする説も存在する。

第一の異論[編集 | hide]

しかし、仮に人工知能が人間並みの知能を持ったとしても、人間は自らの知能と同じレベルの知能を作るのに何万年もかかっている。にも拘らず、人工知能がすぐに人間を上回る知能に到達できる、というのは奇妙ではないか。

第一の反論[編集 | hide]

奇妙ではない。何故なら、人工知能は、自らが生まれたノウハウを既に持っているからである。そのノウハウをコピーするだけでも自分と同等の知能は作成できるのだから、ちょっと改良すればわずかに自身を上回る知能を作成できるだろう。そしてこの時の知能の向上量がどれだけ微小であったとしても、知能の向上は加速度的に進むはずである。我々よりも優れた知能なら、我々にできることができない筈は無いからである。

第二の異論[編集 | hide]

とはいえ、加速度的な知能向上の加速度が無限大に達さない限り、有限時間のうちに知能レベルが無限大に到達することはないだろう。

また、既にコンピュータは演算能力では人間を上回っているにも拘らず、我々よりも早く人工知能を作り出すことはできていないのだから、仮に我々より優れた知能が生まれたとしても、その「優れている」側面が適切でなければシンギュラリティは起こらないのではないか。

第二の反論[編集 | hide]

後者から答えよう。シンギュラリティに到達するには、高速で自己進化する知能があればよいのだ。既に機械学習進化的アルゴリズムなど、道具はあらかたそろいつつある。あとわずかで、高度に自己進化し、人類を上回る知能が現れるだろう。

前者については、確かに厳密に言えばハードの制約などから、無限の知能は得られないかもしれない。しかしながら、この広大なる宇宙のごく一部しか使えない人類にとって、有限な宇宙のサイズがほぼ無限大に感じられるのと同じ意味で、人類を圧倒する知能に至ることは十分可能であろう。ある意味では、シンギュラリティの語法は数学的に厳密だとは限らず、比喩的だとも言えるね。

結論[編集 | hide]

難しいが、技術的特異点とは要は超人あるいはを作り出すに至る点であるということだ。人によっては、人類が生み出す最後の発明になるとすら主張するほど、その先は未知なのである。その意味では、不可逆的な変化をもたらす特異点には相違ない。しかし、その特異性をもたらす特徴量は、人工知能そのものの知能ではないかもしれない。

いずれにせよ、シンギュラリティは人間の手には及ばず、仮に「正義」が教え込まれた人工超知能ジャンパーソンが作られても、誤爆多きユアペディア不正利用フィルターでも思わないような意外な形で誤爆して人類を滅ぼす可能性もある[1]ので、今後のさらなる研究が必要であろう。

脚注[編集 | hide]

  1. ある意味それ自体がシンギュラリティへの到達をもたらす知能なので。