メタい

出典: 究極の八百科事典『ウソペディア』

メタいとは、アニメ小説漫画などの空想世界において、存在がその世界から超越してしまうことである。

概要[編集 | hide | hide all]

空想世界の種類やジャンルを問わず、「メタい」要素は随所で見られる。この「メタい」要素は、知り得ないはずの我々視聴者に向けての発言や、それに基づき表示される字幕などのことを指す。彼らと我々を遮る境界は「第四の壁」と呼ばれており、これを超える、または破壊することで「メタい」現象が発生する。キャラクターの発言に対しては「誰に言ってんだよ」などと別のキャラクターからのツッコミが入ることも多い。これは「メタい」キャラクターが他のキャラクターとの差異を作者が明確にするためである。また、世界観などとは関係の無いもの(「テレビを見る時は部屋を明るくして離れて見て下さい」「スタッフが美味しくいただきました」など)も多く、大抵これらは視聴者に対する警告や弁明というような形で現れる。稀にアニメや小説などに限らずドラマや映画などにも見られることもあり、その際キャラクターは大概カメラ目線になる。

ネットスラング化[編集 | hide]

メメタァ

「メタい」要素は空想世界である二次元と我々の世界の三次元を(間接的ではあるが)結ぶこととして、しばしば重宝される。中にはその「メタい」発言がそのキャラクターの代表的な発言として世の中に出回ってしまうこともしばしばあり、キャラクターの印象が「客観的に冷静に判断するタイプ」などと位置付けられてしまう場合がある。視聴者からは「メタいw」「メメタァ」などと評価され、インターネットスラングとしても認知される。

関連項目[編集 | hide]