万能人

出典: 究極の八百科事典『ウソペディア』
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万能人(ばんのうにん、:universal man、羅:homo universalis)とは、あらゆる分野に秀でている、ルネサンス人の理想形とされ、専門家ばかり育つ現代では稀にしか見られない人材である。

概要[編集 | hide | hide all]

ギリシャローマ古典が見直され、芸術における遠近法幾何学理論が密接に結び付き始めていたルネサンス時代には、芸術と数学など、複数の分野で同時に才能を発揮する人材が現れた。代表的なのはレオナルド・ダ・ヴィンチミケランジェロ・ブオナローティであるが、このような突出した人材が、当時は理想とされたのである。

しかしながら、諸学が発達し、科学の分科が進み、ヴォルテールの時代にもなると、既に万能人は、「博識だが器用貧乏」で専門家には勝てないという認識が広まっていった。19世紀にゲーテが最後の万能人だと言われて以降も、バートランド・ラッセルノーム・チョムスキーなどの複数分野に秀でた才能は少しは見られたが、現在では専門家に押されてしまい、その地位は殆ど残っていない。

見世物としての「万能人」[編集 | hide]

万能人は博識である。その博識さは驚くほどであり、常人には到底到達できそうにないレベルである。そこで、日本を始めとする各国のメディアは、万能人を物珍しい「クイズ王」に仕立て上げることを考えた。

それがクイズ番組なのであるが、正解が明確な諸分野の難題を解き明かし、あらゆる分野の能力に秀でていることを示すことによって、現代の万能人に活躍の場を与えている。但し、専門家芸術家に言わせれば、「正解が明確な分野だけ解けるのであれば受験と変わらず、何らの創造性もない故に、それだけで直ちに万能人と認定するのは危ういし、仮に真に万能人であるのであればクイズなど飛び出して、より創造的な分野で活躍して欲しい」らしい。

とはいえ、見世物としてメディアに流されれば中々の賞金も手にできるので、生活も安泰である。そうなったとき、どうして彼らはそれ以上を望むだろうか。こうして、万能人の地位は、通俗的なものになってしまうのである。

過疎ペディアにおける「万能人」[編集 | hide]

過疎ペディアに限らずMediaWikiサイトでは、多くのライターが特定少数の分野の執筆を得意としている。このため、特にユーザーが少なく偏りの穴を埋めにくい過疎ペディアでは、サイト全体における記事の分野別分布に偏りが生じやすい。その意味で、実は万能人の需要は、過疎ペディアにこそあるのである。

しかし、このような需要があぶり出されるのは、万能人が活動している過疎ペディアは殆ど存在しないことの裏返しに他ならない。

例えば、エンペディアはサブカルや特定地域のネタに偏りがちになっており、ウソペディア鉄道教徒を始めとする交通関連に詳しいユーザーや藤子不二雄F系)に詳しいユーザーが一定数いるものの、数学科学哲学文学政治経済学言語学歴史芸術などのあらゆる分野に通暁したユーザーが一人もいない[要出典]ため、多くの分野の記事がまだまだ手薄となっている。

関連項目[編集 | hide]