利用者:シュヴァルツ/ウソペディアンの百冊

出典: 究極の八百科事典『ウソペディア』
編集OK
このページは利用者ページですが、利用者自身によって明示的に第三者による編集が許可されております。故に、仮に編集を試みても、不正利用フィルターが邪魔をすることもありませんし、投稿ブロックの方針によってブロックされることもありません。あなたがその利用者を怒らせるような編集をしない限りは、大丈夫なはずです。

はい、olducp:利用者:秋月/アンサイクロペディアンの百冊パクリオマージュですよ、ええ。

ユーモアのスペシャリストである[要出典]ウソペディアンの皆様が普段読んでいる本を知りたい、あわよくば読んでみたい、ということで立ち上げました。ここに載せる本は、

  1. 書籍として実在すること(必須)
  2. ひたすら面白いこと
  3. とにかくくだらないこと、本気でふざけていること
  4. 嘘・ジョーク・ユーモア・諷刺など、記事を書く上で参考になりそうな要素が含まれていること

これらのうち、1番とそれ以外のどれか1つ(つまり計2つ以上の項目)を満たす本を載せてほしいですが、記事でも公式企画でもないので厳格にはしません。

紹介文の体裁は、以下のようにしてください。

;(通し番号3桁). (本のタイトル)
*著者:(著者名)
*出版社:(出版社名、文庫や新書のレーベルに所収されているならそれも明記)
*ISBN:(本の裏表紙に書いてある10桁或いは13桁の数字。分からないなら無くても構いません)
*推薦文:(推薦文。署名を忘れずに)

リスト[編集 | hide | hide all]

001. 悪魔の辞典
  • 著者:アンブローズ・ビアス
  • 出版社:岩波文庫 赤312-2、他にも和訳多数
  • ISBN:4-00-323122-8
  • 推薦文:本家100冊にも載ってますが、体裁模倣の元祖ではないかと。やや差別的な箇所は散見されますが、文学的観点、また著者が故人であることからそのままとしました「安心」を「隣人が不安を覚えているさまを眺めることから生ずる心の状態(西川正身訳)」と解釈するなど、その皮肉、冷笑的ユーモアは今になっても切れ味が衰えていません。ユーモアウィキ編集者を気取るなら必読。--SchwarzTalkEditcount 2021年8月8日 (日) 08:22 (UTC)
002. 虚構新聞 全国版
  • 著者:虚構新聞社UK
  • 出版社:ジーウォーク
  • ISBN:978-4-86297-667-3
  • 推薦文:偉大な先駆者・虚構新聞の記事をまとめた本。過去2回書籍化されていますが、これは3作目にしてベスト版。内容の面白さは当然のこと、それより何が凄いって、本文の体裁がちゃんと新聞になっているところで、架空の広告から紙の色まで、しっかり作り込まれているのが特徴。それでいてB6判256ページで552円(税抜)という破格の値段なので、絶版にならないうちに買っておいた方がいいですよ…と思ったら、ネット書店では軒並み在庫切れのようで。急げ。--SchwarzTalkEditcount 2021年8月8日 (日) 08:30 (UTC)
003. バカの門
  • 著者:谷口一刀
  • 出版社:大和書房
  • ISBN:4-479-39151-7
  • 推薦文:チャクウィキ創始者、今は亡き谷口一刀さんの本。物事はある一定のレベルに達すると突然面白くなる、そのレベルを「バカの門」と名付け、その門をくぐった物事を紹介する、という趣旨のネタ本です。が、正直前半の内容はどうでもいい(おい)。いや、面白いのは間違い無いんですが、特に面白いのは、107ページから始まる「図解塾」。様々なバカバカしい現象を「見える化」するコラムで、編集に直接役立つかは分かりませんが、かなり面白いです。惜しむらくはこの本が絶版だということ。復刊しませんかねえ…。--SchwarzTalkEditcount 2021年8月8日 (日) 08:44 (UTC)
004. ジュニア空想科学読本
  • 著者:柳田 理科雄
  • 出版社:角川つばさ文庫
  • ISBN:
  • 推薦文:ひたすら爆笑できます。ユーモアはメチャクチャあります…が、ある意味事実しか書いて無いのでネタにできるかと言うと、風刺ネタに限定される気もします…まあ参考には余裕でなると思うのでぜひ読んでみてください!--Yuki-cy (トーク) 2021年8月8日 (日) 08:50 (UTC)
005. 円周率1000000桁表
  • 著者:牧野 貴樹
  • ISBN
  • 推薦文:ひたすら円周率を鑑賞することができます。ユーモアのある数字の羅列を大量に楽しめます。円周率を執筆する人や数学にハマっている人は絶対に読んでみてください。--KeyPower Talk 2021年8月8日 (日) 09:01 (UTC)
006. 読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術
  • 著者:田中泰延
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • ISBN:978-4-478-10722-5
  • 推薦文:この本のことはアンサイクロペディアにも書きましたが、とにかく面白いんです。一応ビジネス書ではあるんですが、ネタ要素がかなり濃い。それ故「文章がサムい」という旨のレビューもしばしば見かけますが、まあ我々ウソペディアンもそれなりにサムい文章を書いてきてる筈なので(?)大丈夫でしょう。内容は「だれかがもう書いているなら読み手でいよう」や「つまらない人間とは『自分の内面を語る人』」など、それなりに辛辣でもあります。ただ、その辛辣さもネタによってだいぶ読みやすくなっています。物を書く上でかなり参考になる一冊。--SchwarzTalkEditcount 2021年8月8日 (日) 09:06 (UTC)
007. 定本 バブリング創世記
  • 著者:筒井康隆
  • 出版社:徳間文庫 つ-3-16
  • ISBN:978-4-19-894500-8
  • 推薦文:ここらで趣向を変えて…と思ったら長門有希の100冊に入ってたorz。日本SF御三家の一人(あとの二人は星新一と小松左京。テストに出るよ)である筒井康隆御大の作品集で、2019年に「定本」として復刊しました。何と言っても表題作の衝撃。あまりに有名なのでここには書きませんが、とにかく凄まじいです。その他、恐らくアンサイクロペディアの「小倉百人一首」のヒントになったであろう「裏小倉」や、ナンセンスの極みとも言える「発明後のパターン」といったユーモア小説だけでなく、「死にかた」「鍵」といったホラー作品も収録されています。特筆すべきは「上下左右」。これも説明するのは難しいので是非ご一読を。--SchwarzTalkEditcount 2021年8月8日 (日) 09:24 (UTC)
008. 僕の小規模な奇跡
  • 著者:入間人間
  • 出版社:アスキー・メディアワークス(KADOKAWAのブランド、電撃の単行本)
  • ISBN:978-4-04-868121-6
  • 推薦文:有名なラノベ作家が書くラノベでない作品です(文庫版はラノベっぽいけど)。パロディが非常にうまく、それに付随するユーモアがすごいです。登場人物はみんながみんなぶっ飛んでて一種のカオスを形成しています。また、本編だけでなく2ページと短いあとがきにも笑いどころが満載です。私がオススメしたいのは「登場人物同士の軽妙・滑稽な会話」です。知的ユーモアから馬鹿馬鹿しいユーモアまで様々な角度のユーモアが揃っていて我々にとってもきっと参考になるかと思います。--Maple Poi (Talk/Contribute) 2021年8月8日 (日) 10:34 (UTC)
009. ない本、あります。
  • 著者:能登崇
  • 出版社:大和書房
  • ISBN:978-4-479-39334-4
  • 推薦文:前にも紹介しましたが、サブページを作ったのでここにも。送られてきた写真を使って、架空の本を作り上げるというTwitterアカウント「ない本」が書籍化されたもの。ご本人も語っていますが、写真から架空の小説の内容を考え、それを形にする様は「写真で一言」に通ずるものがあります。また、この本では「ない本」を「ある本」に仕立て上げる、つまり、今までに作られた架空の本の内容を能登氏が執筆するという試みも成されていて、その内容から体裁(各小説ごとに、文の組み方やフォントが変えられているというこだわりっぷり)まで、非常によく作り込まれた作品集です。架空国系ネタや、ハリボテ、現実味を帯びたフェイクが好きな方におすすめです(なお私は本型ケースや防犯用ダミーカメラなんかが好きなタチです)。--SchwarzTalkEditcount 2021年8月9日 (月) 08:03 (UTC)
010. 数学クラスタが集まって本気で大喜利してみた
  • 著者:数学を愛する会 会長 いっくん
  • 出版社:KADOKAWA
  • ISBN:978-4-04-604888-2
  • 推薦文:数学好きウハウハの本です。数学を愛する会という数学系インフルエンサーがツイッターで企画していたものを書籍化したものになります。いかに面白い、馬鹿馬鹿しいということではなく、主に「ひねくれた/トリッキーな」解答を集めたものになってます。大喜利という点では我々ウソペディアンも縁が深いものかと思います。解答には、問題によって「発想の転換」「バカバカしさ」「ぶっ飛び」があるものも多数ありそれなりに大喜利、さらには記事の執筆の面でも「構成」としては参考になるでしょう。私のオススメは「答えが1になる問題」「地球の直径を求めよ」です。前者は非常にユーモラスな回答から知的な回答まで、後者はぶっ飛んだ回答が多数です。知的ユーモアの手本になると思うので是非。--Maple Poi (Talk/Contribute) 2021年8月23日 (月) 08:40 (UTC)
011. 偶然短歌
  • 著者:いなにわ、せきしろ
  • 出版社:飛鳥新社
  • ISBN:978-4-86410-506-4
  • 推薦文:我々にとっては特に馴染み深いウィキペディアの文の中から、偶然「五七五七七」になっている箇所を抜き出した本。いなにわ氏は「国際邪悪なCコードコンテスト」などで受賞経験のあるプログラマー、せきしろ氏は『カキフライが無いなら来なかった』(又吉直樹氏との共著)などで知られる文筆家で、そんな二人がタッグを組んだからには当然内容も奇抜。「柔道部・バレーボール部・卓球部・ハンドボール部・吹奏楽部」のような単なる列記から、「念仏で救済される喜びに衣服もはだけ激しく踊り」のような、人が詠んだとしか思えないものまで様々です。付録の偶然短歌抽出用プログラムや、又吉氏による帯文も秀逸。もちろんクリエイティブ・コモンズライセンスにも沿ってます。今ならまだバーゲンブックで買えると思うので是非。--SchwarzTalkEditcount 2021年10月6日 (水) 04:01 (UTC)