君は牛を二頭持っている
君は牛を二頭持っている(きみはうしをにとうもっている)とは、「理解できないジョークはジョークとして成立するのか」という大いなる疑問である。
概要[編集 | hide | hide all]
「君は牛を二頭持っている」とは古い政治的ジョークであり、「資本主義者ならば」「共産主義者ならば」手にした二頭の牛をどうするかという皮肉めいたものである。例えば共産主義者は牛を国家に供出し肉や乳の配給を受けるだろうし、肉食主義者ならばステーキにする。その過程が思想ジョークとして扱われているのだが、素人には全く理解できない。
何がどう面白いのかわからないが何となく知的なイメージになる「哲学的問答」と見なされているものの、実際言っている本人でさえ面白いとは毛ほども思っていない。しかし何故かアンサイクロペディア始めユーモアを謳うサイトでは「高尚なジョーク」として今も愛好されているとかいないとか。
例[編集 | hide]
- 社会主義
君は牛を二頭持っている。だから隣の人に一頭あげよう。
- 共産主義
君は牛を二頭持っている。だからその牛を政府に差し出した後に、政府は君に牛乳だけをただで返してくれる。
- 資本主義
君は牛を二頭持っている。だからその二頭の雌牛のうち一頭を売って、雄牛を買い、ピーさせよう。
- 国家社会主義
君は牛を二頭持っている。だから独裁者は君を撃ち殺し、その牛を持ち去っていく。