咳払い

出典: 究極の八百科事典『ウソペディア』

咳払い(せきばら - 、:Cough Pay)は、日本発祥のキャッシュレス決済システム。

概要[編集 | hide | hide all]

専用端末やアプリ、カードなどを必要としないキャッシュレス決済。PayPayなどのキャッシュレス決済サービスが台頭する遥か前からサービスが展開されている、日本の伝統的な決済方法である。

決済方法が簡単な分、使用するためにはかなり厳しい審査が必要となる。審査基準は公表されていないが、強面で恰幅のいい、50代以上の男性が優遇されると言われている。

使い方[編集 | hide]

喉を「ゴッホン」とか「ウッ、ン゛ン゛」といった具合に鳴らすことで決済が完了する。以下は支払い方法の一例である。


  1. 相手から、購入した物品の代金に関する相談を受ける。
  2. 咳払いを使用。威厳たっぷりに「ン゛ン゛ッ」と鳴らす。
  3. 決済が完了。相手は血の気の引いた顔でそそくさと帰っていく。

また、相手の行動のせいで自分が何らかの不利益を被っている場合、例えば、相手が通路を塞いでいて通ることができない、といった状況においては、咳払いを使って相手に賄賂を送ることで、互いにストレスを感じることなく、事態を穏便に済ますことができる[1]

コロナ禍における扱い[編集 | hide]

2020年、新型コロナウイルス感染症が流行しだすと、人々は非接触を心がけるようになり、またマイナポイントのキャンペーンが始まったこともあって、キャッシュレス決済の利用者数は急激に増加した。しかし、咳払いだけは急激に利用者数が減少した。これは、競合他社のサービスの方が機能性に優れていること、支払い方法である喉の鳴らし方が新型コロナウイルス感染症の症状と酷似していること、また咳払いがマイナポイントに対応していないことなどが主な原因と言われていて、日本の伝統は徐々に影を潜めつつある。

脚注[編集 | hide]

  1. いじめられっ子が大人しく金を払うのと同じ原理である。また、何で邪魔な相手に金を払わなければならないんだ、と憤るような正義感溢れる人は審査段階で落とされるため、ここでは問題としない。

関連項目[編集 | hide]

ユーモア欠落症患者の為にウィキペディアユーモア欠落症のマフィア達が「咳嗽」の項目を執筆しています。
ニコニコ大百科ではわざわざ金をかけてまで「ゲフンゲフン」の項目を執筆しているユーザーがいます。

外部リンク[編集 | hide]