姫 (スラング)
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姫(ひめ、英:Princess)とは、女性が少ない環境において男性からヨイショされる女性を揶揄する隠語である。
概要
発情期真っ盛りの10代~20代の若者(主に大学生)が集まる集団で、極度に男女比が偏っていて、男性が多いものがある。代表例は、東京大学[1]、東京工業大学、オタサーなどである[2]。このような集団においては、どんな女性でも、その希少価値故に(そしてそれ故にだけ)付加価値が上昇し、盛んにヨイショされるようになる。こうして誕生するのが、「姫」と呼ばれる女性である。
特徴
「姫」の多くは、自分が百人一首の姫であればよかったのに、と自分自身で思っているほどに、非現代的な容貌をしている。極稀にそれなりに可愛い子もいるが、ミス東大が決してミスソフィアやミス青学に容姿で勝てないことからも察せられるように、本物の美女には決して勝てない中途半端な領域にいる。
その癖に、「自分は(自分こそ)可愛い」と勘違いしているので、その幻想を満たしてくれるところに敢えて身を置きに行く。十分に偏差値が高ければ東大や東工大を目指すが、中途半端に滑って早慶等に入ることになってしまった人間や、最初から能力不足で筑波大学等に行くことで諦めた人間はこの限りではなく、敢えてオタク趣味を持っているかのような素振りを見せ、殆どが男子であるオタサーに潜り込む。
オタサーの男子も半数は「姫」狙いで最初から道を究める気などないので[3]、「姫」は争奪戦の対象となる。オタサーではなく、難関大学の場合は、インカレに進出する層も侮れないほど厚いので、オタサーの「姫」ほどには「姫」としてヨイショされることは少ない。しかしながら、それでも「俺、頭いい女以外無理だから」などと思っているナルシシストが結構多いので、余程のことがなければ高倍率の競争の対象とはなる。
「姫」は基本的に盛んにヨイショされるが、どんなに強烈なアプローチが来てもなびいてはならない。一度なびいて誰かと恋愛関係に陥ってしまうと、男子は手を返したかのように揃ってその「姫」を捨て去るからである。その時の(見事に「姫」を捕まえられなかった)男子の捨て台詞は言わずと知れた、「リア充爆発しろ」である。但し、「姫」の恋愛が終われば、また元のように吸い付いてくれる可能性はある。
「姫」はその地位を維持したければ、集団の男子から一人残らず片想いしてもらえる必要がある。しかし、仮に女性が二人いると、大抵シェアが分かれる上に、しばしば二次元や初恋にいつまでも浸っている男子もいるため、この理想を実現できることは稀であり、「姫」はせいぜい短期間その求心力を得られるだけである。
しかしながら、その短期間の間にほぼ間違いなく「自分はモテる」と勘違いするため、いつまでもお高く留まって結婚できないオールドミスの末路をたどることも多い[4]。
脚注
関連項目
- アン王女 - 『ローマの休日』より。彼女は隠語ではなく真にプリンセスにふさわしい例である。
- ディズニープリンセス - 真にプリンセスではないが、かといって隠語「姫」を適用するのも適切ではないレンジ。
- 恒心教徒 - 余程オタサーの姫が大好きらしく、見事に白紙保護を勝ち取った。
- オタサーの姫 - LTA:KOSHINは東大の姫や東工大の姫、筑波大の姫などには関心がないらしい。
- ○○小町 - 町一番の美女とやらに使われるが、大都市圏を除けば大抵「姫」といい勝負である。