栄村大震災事件
栄村大震災事件(さかえむらだいしんさいじけん)とは、ウィキペディアとアンサイクロペディアが如何に遠く離れ、お互い歩み寄ろうとしないかをまざまざと見せ付けた乱痴気騒ぎ。
発端[編集 | hide | hide all]
そもそもの発端は、マグニチュード9オーバー最大震度7強という人類史上稀に見る大災厄『東日本大震災』。日本の半分が被災し、経済麻痺寸前まで追い込まれた悲劇である。だがしかし、3.11を否定するわけではないが、その後も各地で悲劇は巻き起こり人々は涙する暇もなく逃げ惑った。その中に、震災翌日というタイミングで震度6強の地震に見舞われ壊滅状態と言える悲劇に見舞われた小さな村が長野県北部にあった。それこそこの記事のタイトルにもなっている栄村である。
しかししかし、栄村の悲劇に関してマスメディア様は「報道しない自由」或いは「視聴者が求めるものだけ報道する自由」を行使することになる。政府のエネルギー政策の要であった原子力発電所がぼかーんし、更に原子力発電所関連の不祥事も面白いようにナイスタイミングで暴露されまくり、その責任をチクチクと突き続けた方がカネになると判断した為である。そしてマスメディア様が報じない以上、「検証性絶対主義」であるウィキペディアに栄村の件を書いたところで「特筆性がない」「出典として認められない」となるわけで。
そんな中、一人の偏屈なアンサイクロペディアンが立ち上がってしまった。「ウィキペディアもマスコミも無視した事実」だけを並べて凄まじい記事を書いてしまったのである。そう、それこそがウィキペディアとアンサイクロペディア双方を巻き込んだ大騒ぎにおける台風の目となった…。
ウィキペディアのけんかい[編集 | hide]
ウィキペディア界隈では、明言こそされないがアンサイクロペディアへの対抗?厭悪?いや嫉妬?良くわからない感情が渦巻いている。例えば『爆乳ウィキペディア』というAVの記事。薄い記事なりに放置されていたが、アンサイクロペディアで「日本の智の惨状」などと書かれた事で削除議論へと発展した、あの記事である。
アンサイクロペディアの方に真実が書かれていて、ウィキペディアでは扱っていない。これがウィキペディアンのプライドを痛く傷つけたらしく、ウィキニュースに出しておきながら無視しやがった本件を記事化…したはいいがやはり「特筆性が…」「東日本大震災に統合すれば…」など要するに「アンサイクロペディアに追随する記事なんかいらん」というガッチガチな保守派が大騒ぎ。しかし削除するにはあまりにも有名になりすぎ、もはや彼らの手には負えなくなってしまった。
アンサイクロペディアって?[編集 | hide]
だがしかし、だがしかし。そもそもアンサイクロペディアにおいても「全文事実のみの記事」なんて爆弾を扱う技術なんぞ無かったのである。そして書いた本人は「ユーモアがなくても、必要な記事だから」という旨の要するに詭弁を弄するばかりで常人が付いていける領域にない。削除を求めるユーザーありーの、ユーモア改稿を望むユーザーありーの、アンサイクロペディアはかくも楽しくドッタンバッタンズッコンバッコン大騒ぎ。
ユーモアがない、という逆接的ユーモアなのか。マジになっている執筆者を見て笑うのがいいのか。はたまた不毛な議論を楽しむべきか。そうこうしている間に事実に偏向思想がプラスされ、とんでもない規模となってしまいもはや彼らの手には負えなくなってしまった。