余談であるが、自然数と素数の総積はある意味で求まっている。
リウヴィル関数
を用いて
メビウス関数
を用いて
を代入したくなるが、これらの値は括弧内の値を
とすると
の値で有ることに注意しなくてはならない。
であることは、素数定理より分かる
具体的には、この定理は次の式で表される。
また、
あるいは
これらから、
が分かる。
ここで
は
以下の素数の個数であり、
は対数積分と呼ばれ、
は補正対数積分関数であり、
はオイラーの対数積分とも呼ばれる。
よって三番目の式から得られる栗饅頭の個数は、
の値であることが分かり、注意が必要である。