民主主義

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民主主義(みんしゅしゅぎ、:democracy)とは、有期独裁制の別名である。

概要[編集 | hide | hide all]

直接民主制の場合には数少ない例外もあるものの、民主主義とは、近い将来の一定期間、国家自治体を支配する独裁者を決定し、短期独裁を認める制度である。民主主義国家の構成員は、選挙が終了するまでの間、議会多数派を抑えた権力者が好き放題するのを見守ることしかできない。

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のように名前に民主主義と書かれていても独裁国家である場合がある。

歴史[編集 | hide]

理想的な民主主義は、全人民の意向をくみ取る政体の筈であった。しかしながら、多くの国は人口過多のため、直接民主制を導入しては成り立たないという現実に直面していた。そこで、イギリスフランスなどでは、国民が代表者を選出し、その代表者に代理で政治的決定を担ってもらう、間接民主制、特に代表民主制が成立した。

多くの国では「国民」としての認定条件が煩雑だったが、徐々に男女関係なく、一定年齢を満たせば選挙権が無差別で与えられる普通選挙が実現し、現代にいたる民主主義の流れとなっている。

特徴[編集 | hide]

間接民主制では、代表は選ばれてしまえば次の選挙までの間代表として振る舞うことができるが、一人の力には限界があるため、多くは政党に所属して活動する。政党の中でも、特に政権を握り、行政府のトップを輩出している与党後からは絶大で、過半数の議席を抑えていれば[1]、殆ど思いのままに政策を通すことができる[2]。このため、実際には民意ではなく、行政府のトップの意見がそのまま政策として通る、事実上の独裁が可能となる[3]

但し、通常の独裁と異なるのは、任期があることで、国民は一応任期を過ぎたり、議会の解散があったりした場合に、独裁者を再選出する権利を持っている。現実には適当なプロパガンダを流せば無党派層は長いものに巻かれてくれるので、選挙はそこまで恐ろしいものではない。が、選挙を通じて国民が独裁を倒せるという幻想を抱かせ、あくまでも有期の独裁であるように見せかけることで、期間不定の独裁よりも巧妙に国民のガス抜きを行うことに成功しており[4]、現代では多くの国家で民主主義は理想の政体だと考えられている。

とはいえ、議会で過半数を取れず、少数与党や連立与党政権となった場合には、独裁よりもむしろ寡頭政治の様相を呈することとなり、純粋な有期独裁とは異なった様相を呈するリスクがある。この場合でも国民の意向は必ずしも汲まずとも良いのだが、一党が単独過半数で独裁権を握った場合に比べて、内部の意見調整がより困難になる。

幻想[編集 | hide]

民主主義国家では、しばしば国民の政治参加が可能であることが強調される。しかしながら、実際には無関心から参加しない層も多く、参加者ですら指導者を選ぶことが可能なだけで、指導者の政権公約は守られたり守られなかったりするので、それすら選ぶことができない。

このため、民主主義国家において、「国民が政治に参加できる」というのは、壮大な幻想となっており、「国民は指導者選びによって若干の影響を政治に与えることができる」とでも述べた方が現実に近い状況となっている。

脚注[編集 | hide]

  1. 日本の場合は、衆議院の3分の2以上の議席を獲得する別オプションも存在する。
  2. 党議拘束が比較的弱いアメリカ等では、それでも一定の根回しが必要となる。日本では、世論を気にしなければ、議席数だけ獲得し、新党への分裂を引き起こさない程度の団結を保つだけで十分である。
  3. 既に18世紀にはルソーが、当時のイギリスの間接民主制を評して、「イギリス人民が自由なのは議員を占拠する間だけのことで、選挙が終わるや否や、イギリス人民は奴隷となる」と述べている。
  4. 実際に政権が変わることもあるが、万一そうなってもどうせ歴史は繰り返すので、しばらく待てば、じきにまた権力は戻って来る。