泣いて馬謖を斬る

出典: 究極の八百科事典『ウソペディア』
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泣いて馬謖を斬る(ないてばしょくをきる)とは、故事成語の一つである。

概要[編集 | hide | hide all]

三国志時代、蜀の軍師・諸葛亮孔明の家臣であった馬謖という武将の故事に由来する。彼は諸葛亮の腹心として活躍していたが、街亭の戦いという合戦で諸葛亮の命令に背いて戦った結果大敗を喫したために、泣く泣く諸葛亮に斬ることを命じられたという。この故事から、「重要な役職に就く者でも、規律に背いた場合は厳しく罰しなければならない」ということを意味するようになった。

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この言葉の表す事例は戦国時代などの戦乱の世に多く見られ、有名どころであれば本能寺の変を起こした明智光秀が、後に羽柴秀吉に追討されたことなどがあげられる。また、戦国時代以降においても西南戦争を起こした西郷隆盛は戦争に敗北した結果自害しており、似たような例は近年にも見られる。

また、Wiki界隈にもこれらの事例はよくあてはまる。当サイトウソぺディアでもこの言葉が表す例もあり、例えば古参ユーザーで、かつ有力ユーザーであったTakumi3氏が荒らしユーザーと仲良くしていたことから移転を機に権限を剥奪されたり、WiiU氏が色々問題を起こしたことから投稿ブロックされてしまったりなどが挙げられる。「馬謖」とされる存在は反乱分子扱いを受けることが多いが、その後の活動によっては再評価されることもしばしばである[1]

使用例[編集 | hide]

「有能な長官だったが、賄賂受け取りが発覚したので、大臣は泣いて馬謖を斬るように彼を罷免した」のように大事に思っているものを手放す、と言った意味合いで用いることが多い。ただ、「優等生である女子のテストのカンニングが発覚し、担任は泣いて馬謖を斬る思いだった」などの懲罰しない場合や、「不景気により、泣いて馬謖を斬る思いで社員を解雇した」などの規律に反した訳ではない場合などに使用する場合は誤用である。また、「謖」が常用漢字ではないため、「馬しょく」などと表記する場合もある。

脚注[編集 | hide]

  1. まあ、「斬る」っていうくらいだから相当重い罰を受ける訳だけど。