災害

出典: 究極の八百科事典『ウソペディア』
東日本大震災
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災害(さいがい、:disaster)とは、生物の個体数を減らす手段の1つである。内、我々によって介入し引き起こされるものを天災、個体間によって引き起こされるものは人災と呼称される。特にこの記事では地球における災害について紹介するものとする。

概要[編集 | hide | hide all]

原子分子となり多種多様な物質・生物を生み出すこの世界では、それぞれが持つ力によって上下関係が生み出される。特に生物同士には食物連鎖といった関係で結ばれた生態系では、ゆるやかに生物ごとの個体数が固定されていく。ところが、何らかの事象によってある種の個体数が増減し、結果他の種にも増減をもたらすことがある。この何らかの事象を総称して災害と呼ばれる。災害の中にも多くの種類が存在し、それは全ての種に減少をもたらすものから一切生態系に問題を及ぼさないものまでさまざまである。効果として個体数減少による経費削減、また影響の大きい個体群に対して絶滅をもたらすことで生態系が変貌する。現状に飽きた頃に発生させる・発生することで、更なる展開を期待できる。

天災[編集 | hide]

天災は災害の中でも特に第三者――つまり我々によって引き起こされるものである。基本天災は多くの個体数を局地的に減らすことができ、明らかな密集地帯に発生させることで多くの個体死を生み出すことができる。一方で発生場所が限定される災害や連鎖発生させることのできる災害も存在し、どのように組み合わせれば個体数を減らすことができるかが重要である。しかし、あまりに同じ地点に災害を引き起こし続けると個体はその場所を避けることになる。以下、規模の軽い順に列挙していく。

火事[編集 | hide]

読んで字のごとく、燃焼を発生させる。基本酸素の存在だけでこれを起こすことが出来るが、なるべく気候を燃えやすいものに合わせることで、更なる効果を期待できる。植物に絶大な効果がある一方、動物の効き目は薄い。最近では消火できる個体の登場によって、その個体から離した場所で大規模に発生させないと個体数の漸減は期待できない。また、人災にも同様のものがあるが、そちらは草原動物に微小な効果をもたらすのみである。

水害[編集 | hide]

などの水量を操作することで生息地に大量の水を撒く。といった間接的操作で水量を操作する方法がベターであるが、最近では海面上昇といった大規模操作をプロジェクトで行っている地域も存在する。が大量にある地域が望ましく、気候変動によって発生させる台風や副次的に発生できる土砂崩れによって植物・動物を僅かに消すことができる。また川を氾濫させることで冠水をもたらし、低地に住む動物を根こそぎ消すことも可能である。ただし最近では川に対策が施されているケースが増加しており、いかに対策の甘い地域に発生させるかがミソとなっている。

一方で、一部の個体が生み出した二酸化硫黄窒素酸化物を利用し植物に有害となる雨を降らす酸性雨といったものも存在する。植物に大打撃が与えられるため森林の多い北方に発生させることが望ましい。ほか、海の含む塩素で一部の元素を溶かす塩害もあるものの、こちらからは発生させられず効果も薄いため忘れられている。

地殻変動[編集 | hide]

惑星に圧力をかけて引き起こす地殻変動は、局地的に絶大な効果を生み出す。

地震
惑星を構成する塊プレートに摩擦を与えることで、地表に大規模な揺れをもたらす。その際発生する割れた地層断層を用いて簡単なものも発生させることができる。植物・動物に多大な被害を与えるばかりではなく、海洋に近い場合起こる副次効果津波によって、その効果は増大する。水の塊である津波は植物・動物を根こそぎ海に引きずり込むことが可能であり、知識のない動物に絶大な効果を発揮する。しかし、問題としてプレート境界のある地域は増減できず発生可能な場所は限定される。しかも当地にいる動物たちが知識を得る(防災も参照のこと)ことで犠牲数が大きく減ってしまう。そのため、世代交代によって油断を誘い周期的に発生させることが肝である。
噴火
地球の内部に存在する熱を利用し、地表まで汲み上げたのち圧力をかけて爆発させる手法。地表まで汲み上げた場所を火山と呼び、一般的には火山から噴火させるのがよい。地表との境である火口からはマグマで火山の植物・動物を飲み込む。さらに火砕流によって周辺の動物・植物を消し飛ばす。噴石を使えばさらにピンポイントに消すことが可能である。最も強力なのは火山灰であり、規模によっては地域一帯から植物を一掃することができる。
地震とともに引き起こすことで地域の動植物を一気に吹き飛ばすことができ、噴火自体は複数回起こすこともできる。ただし、この火山の準備には規模によって数年~数百年かかり、装填を待たなければならない。また内部熱の観点から同時に起こすことも望ましくなく、あちこちで起こすほか頻発させることも1つの手段である。また、噴火で生み出した物質にも時間が経つと植物が自生し始めるため、注意が必要である。

外部介入[編集 | hide]

ここまでは地球に存在するもので個体数を減少させる方法について紹介したが、この章だけは地球の外部から介入させることで個体数を減らす方法について解説する。代表的なものは隕石である。地球に衝突させれば衝突地域は間違いなく動植物が1つも残らないであろう。隕石ならともかく、小惑星を追突させれば全世界に多大なる副次効果・災害を起こしほとんどの生物を死に追いやれる。だがこれは大きな進化の後退を招き、最悪惑星が分離してしまうリスクを考えなければならない。なにより、宇宙担当の神にどう説明するというのだろうか。

他、太陽の温度を操作することで容易に動植物を減らすことができる。惑星では氷河時代と呼ばれる状況を引き起こし、適応できる個体種はわずかである。そのため生態系の発展という観点からすればこの方法はむしろ悪手であり、忌避されるものである。そしてまたこれも宇宙担当の神によって設定された段取りにそぐわなくなる。もし発生させるならば、まずはそいつを説き伏せてから来るべきである。

人災[編集 | hide]

我々によって介入することが難しく、同個体間・異個体間で増減を引き起こす災害が人災となる。

捕食・討伐[編集 | hide]

同種・異種ともに発生する。一方が他方を殺害する討伐は、生態系の動きの1つでもある。一方で何かしらを目的とした過剰な討伐・同種での討伐は個体数に大きな影響を及ぼす。この討伐によって種が絶滅することも少なくなく、天災では起きにくい絶滅を容易に実行できる。実行するのは生態系で高次の動物が多く、後述の競争・持ち込みに影響することがある。また同種間での討伐は戦争とも呼ばれる。またある種を捕食される・捕食する種が組んで双方に利益を生み出す捕食システムもあり、これは協力する点を取り上げて共生と呼ぶことが多い。

競争[編集 | hide]

異種間で発生する。捕食に際して捕食物の取り合いによって発生する。基本は棲み分けや一方の絶滅によって終結することが多く、その結果が変化する(再び競争が発生する)のは天災による個体数の増減によるものである。

持ち込み[編集 | hide]

異種間で発生する。ある種が身体に別種を付着・或いは保持し別地域に持ち込むことで生態系に変化をもたらす仕組み。持ち込まれた別種は外来種と呼ばれ、元からいた在来種と競争関係になることが有名である。大概外来種に天敵が存在しないため強力になり、在来種を絶滅させることができる。

防災[編集 | hide]

このような天災・人災に備えるため生物は愚かにも災害に備えようとする防災を心掛ける。たとえば火事であれば住処を燃えにくくする、水害であれば川に堤防を築くといったもの、討伐であれば武器を持たせないようにするといったものが挙げられる。実際に、知能の高い人間どもはこのような備えをいち早く行い、個体数減少を抑制している。

これに対して、我々は海面上昇、気候変動といった天災で人間の個体数を減らそうと画策している。しかし現在も人間らは増加している。隕石を落とすにはいい機会かもしれない。

関連項目[編集 | hide]