神戸市営地下鉄西神・山手線
西神・山手線(せいしん・やまてせん)とは、神戸市交通局が所有・運営する地下鉄路線である。
概要[編集 | hide | hide all]
「西神・山手線」と案内されるが、実際には3線の総称である。その内訳はまあるくない緑の山手線[1]・西神線・西神延伸線である。めんどくさい法律のせいで、「延伸」とついておきながら別路線である紛らわしい路線が成立してしまった。2020年から北神線も地下鉄になっちゃったから尚更紛らわしい[2]。
山手線区間は、JR神戸線、阪神神戸高速線という平行路線がありながら神戸市の「海から数キロで山」という立地を横に進むというそれらとほぼ同じルートで開通し、しかも高くて不便[3]なものだから(山手線区間単独では)勝ちようがない。ちょっと離れたところをとんでもない赤字路線も通っているが、結局神戸市交通局の所有物であるため勝っても意味がない。というかもはやただの税金の無駄遣いである。そんなわけで、西神・山手線を優先的に使うのは新幹線とニュータウン利用者くらいのものである。しかし、それでも黒字である。
西神線区間は、西神ニュータウンを通らない。通るのは須磨ニュータウンである。駅数も少なく、ちょっと地上に出るくらいで取り立てて特徴のない区間である。
西神延伸線区間は西神ニュータウンを通るものの、めんどくさい法律のせいで地下鉄じゃない。西神線の延長にできなかったのもそのせいである。地下鉄ではないのでほとんど地下を走らず、新神戸駅では下をくぐった山陽新幹線を今度は高架で跨ぐ。
ちなみに一時期快速があったが、停車駅が少ないのに遅いというどうしようもなさ故、阪神・淡路大震災が発生したのをいいことに無かったことにされた。阪急神戸本線と乗り入れる構想に際して復活させるとかなんとか言っていたが結局「利益が出ないので乗り入れ自体当面やりません」という結論に終わってしまった。
3000形[編集 | hide]

ふつう。というか、上の二つがボロすぎてボロさがインフレを起こしているせいで新しく見えているだけなのだが。それなのに上2つより先に全廃されるらしい。
計画段階ではなぜか2階建て車両を組み込む案もあったらしい。海岸線といい、いかに神戸市が軌道交通への金のかけ方がおかしいかがよくわかる。
脚注[編集 | hide]
名古屋 | 名古屋市営地下鉄 東山線(H) - 名城線(M) - 名港線(E) - 鶴舞線(T) - 桜通線(S) - 上飯田線(K) |
---|---|
京都 | 京都市営地下鉄 烏丸線(K) - 東西線(T) |
大阪 | Osaka Metro 御堂筋線(M) - 谷町線(T) - 四つ橋線(Y) - 中央線(C) - 千日前線(S) - 堺筋線(K) - 長堀鶴見緑地線(N) - 今里筋線(I) |
神戸 | 神戸市営地下鉄 西神・山手線・北神線(S) - 海岸線(K) |
広島 | 広島高速交通 アストラムライン |
福岡 | 福岡市営地下鉄 空港線(K) - 箱崎線(H) - 七隈線(N) |
目次: | JR / 大手・準大手(関東|西日本) / 中小 / 第三セクター / 地下鉄(東日本|西日本) / 新交通・モノレール / 路面電車 |