第二の耳

出典: 究極の八百科事典『ウソペディア』

第二の耳(だいにのみみ)は、動物をモチーフとしたキャラクターの殆どに見られる生物学的特徴。

概要[編集 | hide | hide all]

人間のように暮らす動物キャラクターの多くは、その生活様式によって、元からあった耳の他に、聴覚機能を備えた新たな器官が発達する。これが第二の耳であり、進化の過程で人間に近づいていった結果、側頭部に自然発生したものである。

しかし、この進化は良いことであるとは一概には言えない。第二の耳は、野生動物としてのプライドを失くし、人間的生活に簡単に迎合してしまった愚か者どものみが手に入れるものである。そのため、第二の耳を持たないまま人間的な生活に馴染んでいる者こそが、最も優れているとされる[要出典]

なお、この特徴は、人間が動物に近づいた姿、所謂獣人が持つ器官「獣耳」にも共通し、この場合元々あった人間の耳が退化し、新たに形成された耳が機能面も担う。非常にややこしい[1]

違和感[編集 | hide]

人間的な生活に慣れていくにつれ第二の耳が誕生した者たちは、やがて第二の耳をメインの耳として生活していくようになる。そうすると必然的に発生するのが、視覚的違和感や矛盾である。大きな耳が単なる飾りとして扱われる様は滑稽であるが、人間はそれを笑ってはならない。彼らを醜くしたのは他ならぬ人間であるのだから。

ギャラリー[編集 | hide]

脚注[編集 | hide]

  1. なおけものフレンズは例外で、獣耳が存在する個体も人間の耳を備えている。これにより、人間の耳は人間の可聴域、獣耳は各動物の可聴域という機能分担が可能となっている。また、獣耳を持たない爬虫類や鯨類などのキャラクターも人間の耳を備えているため、キャラクターデザインの統一につながっている。

関連項目[編集 | hide]

  • 電話ヘッドホン - 第二の耳を持つかどうかを見分けるための二大アイテム
  • 第三の目 - 人間が人智を超えた存在に近づくことで自然発生する器官