紅一点

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紅一点(こういってん、:Hóng yī diǎn)とは、社会的な立場が低い者に贈られる言葉である。

概要[編集 | hide | hide all]

日本には、テストで規定の点数より低い点を取ってしまった者に対して贈られる「赤点」という制度が存在する。「赤点」を贈られた者はもれなく「追試」や「留年」といった別の贈り物も受け取ることとなる。この赤点の原型となったのが紅一点なのである。今日では「あの人は紅一点だ」という風に否定的な意味合いで用いることが多い。

由来[編集 | hide]

かつての中国では「科挙」と呼ばれる役人の雇用試験があり、その採点において優秀だった者をを特筆して赤い筆で採点した、という故事が元となっているが、いつしか意味合いが逆となり、「点数が悪い人、また、その得点」という意味で用いられるようになった。

意味合い[編集 | hide]

赤色で記すことから「赤」を意味する「」と、点数が非常に少ない、という意味合いを持つ「一点」を合わせて作られた言葉である。「紅」はザクロの花、すなわち女性を揶揄する場合があるが、ザクロの花言葉は「愚かしさ」と、これもまた否定的な意味合いを兼ねている。

本来の意味[編集 | hide]

古来より赤色は、特別な色として扱われてきた。太陽を表す、活気のある色とすることもある反面、動物血液の色でもあることから「不潔」という意味合いや、かつての壇ノ浦の戦いで平家軍が用いた旗の色から「敗北」などの否定的な意味合いで用いることもあった[1]。その様々な意味合いを利用したこの紅一点という言葉は、性別の違いや成績の優劣によるいじめ差別などの事柄を風刺しているのだ。人間は何かと優劣をつけ、そして差別しようとする。そんな人間の性質を簡単に表したのがこの言葉なのである。

脚注[編集 | hide]

  1. いや、平安時代末期の話なんだし関係ないじゃん。

関連項目[編集 | hide]

  • 麻雀 - 1000点棒のことを赤点棒ともいう。らしい。
  • 科挙
  • 圧巻 - 科挙由来の言葉。