紅一点
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紅一点(こういってん、中:Hóng yī diǎn)とは、社会的な立場が低い者に贈られる言葉である。
概要[編集 | hide | hide all]
日本には、テストで規定の点数より低い点を取ってしまった者に対して贈られる「赤点」という制度が存在する。「赤点」を贈られた者はもれなく「追試」や「留年」といった別の贈り物も受け取ることとなる。この赤点の原型となったのが紅一点なのである。今日では「あの人は紅一点だ」という風に否定的な意味合いで用いることが多い。
由来[編集 | hide]
かつての中国では「科挙」と呼ばれる役人の雇用試験があり、その採点において優秀だった者をを特筆して赤い筆で採点した、という故事が元となっているが、いつしか意味合いが逆となり、「点数が悪い人、また、その得点」という意味で用いられるようになった。