貴様
貴様(きさま)とは相手を差す二人称だった言葉である。現代は少々用法が変わっており、第三者、あるいは当事者の相手に自分の危機、あるいは不都合が生じたことを知らせる言葉になっている。
使用例[編集 | hide | hide all]
- 私はあなたに対して怒りをもっています。
- →貴様ーーーーっ!!!
- 突然の訪問に驚きました。
- →き、貴様一体なぜここに…!!
- まさか私の邪魔をしようというのですか?
- →ま…まさか、貴様…っ!!!
- あなたの言葉にしたがいましょう
- →貴様と言う奴は…
- 見事です
- →貴様…一体…
- 見所がありますね
- ほう…貴様…!
- 失礼します。どちら様でしょうか?
- →貴様は確か…。
- はい!○○と申します!
- ふむ。貴様の名前は覚えた。時に貴様…
- はい!○○と申します!
古代日本語における貴様[編集 | hide]
古代日本語では貴様といえば相手の敬称とされてきた。 似たような言葉で貴殿、貴女、貴方、貴公という言葉がある。なお、二人称「あなた」も、漢字で書くと「貴方」である。 また、日本国軍において、上官という言葉に対する言葉としての貴様という使い方もある。一般では汚い言葉として扱われている。