類人猿(るいじんえん)とは、サルに良く似たヒトの総称である。
類人猿はヒトのうち、我々普遍的な人間ほどには及ばずとも、普通の猿に比べて高度な社会・文化を有する者を指す。毛が生えていることから、一般に猿として扱われることが多いが、尾が消失していることから、猿ではなく人なのである。
なお、どちらかといえば猿に近い者から、人間にかなり近く人間社会に受け入れられている者までその高度性の幅は広い。
ただ、彼らの場合、大概猿とされ、まず類人猿とされることは少ない。