鼎の軽重を問う
鼎の軽重を問う(かなえ - けいちょう - と - )とは、上位の者の権威を疑うこと。また、それで権威を奪おうとすること。
概要[編集 | hide | hide all]
出典は「春秋左氏伝」[1]。中国周[2]の朝廷に、楚の王が九鼎[3]の重さを問うた。九鼎[4]は夏[5]から殷、周に渡った王位[6]の象徴であり、その重さを問うというのは、九鼎[7]を持ち帰る事[8]、つまり楚が周に取って王朝が代わる事を示唆していた。
鼎は、三つの脚[9]と二つの耳[10]がついた金属製の容器のこと。しばしば、権力の象徴[6]とされてきた。
誤用[編集 | hide]
- 権威のないものに使うこと。権威のないものは鼎を手に入れることができないからである[11]。そのため、身内に使うことはできない[12]。
- 「叶えの軽重を問う」 - なぜ願っているのか。なぜ願いの重さ[13]を問うているのか。
- 「要の軽重を問う」 - なお、要潤の体重は検索で出てくる。
- 「鼎の軽重を問った」 - 日本語的におかしい[14]。こんな言葉を喋る社長がいたら鼎の軽重を問う必要がある。
脚注[編集 | hide]
- ↑ 中二病みたいな名前。
- ↑ 中国の周りと言う意味ではなく、中国の王朝のことである。
- ↑ 九とあるが、一つの鼎である。
- ↑ 九とあるが、一つの鼎である。
- ↑ 春夏秋冬の夏ではない
- ↑ 6.0 6.1 にしては見た目がしょぼいが。
- ↑ 九とあるが、一つの(ry
- ↑ よくわからないが、恐らく、自分のところで重さを計らせてくれという意味であると思われる
- ↑ 決して歩けるわけではない。
- ↑ 決して音が聞こえるわけではない。
- ↑ これはレプリカが広がった現代においては当てはまらない
- ↑ 最もこんな回りくどい表現身内では使わないが。
- ↑ ここで言う重さはシンプルにグラムで表せる方のことである。
- ↑ というか、問うの過去形が問うたなのが悪いなのが悪い。