Engrish

出典: 究極の八百科事典『ウソペディア』
Japlishから転送)
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Engrish(:Japlish, Engrish)とは、日本人が話す、日本語英語の中間的な言語である。

概要[編集 | hide | hide all]

開国してからの日本では、知識人たちは当時知っていた唯一の西洋語であるオランダ語がそんなに役立たないことを思い知らされ、大英帝国の母語である英語オリンピックの公用語にもなったフランス語医学に強いドイツ語などを学ぶことを求められた。しかし、いくら文明開化の音がするザンギリ頭でも、そんなに急には西洋語を輸入することはできなかった。そこで、当時既に世界最強国家になっており、日本のお隣のをも脅かしていたイギリス言語を参考に、間に合わせで作られたのが、日本語の影響を色濃く受けた人造言語、Engrishだったのである。

その後、GHQ支配下の日本ですら英語を公用語にするのを拒んできたことや、Engrish教育を受けた日本人が使ったEngrishが、留学先や出張先として赴いた英語圏でも何となく通用したことなどが積み重なり、教育の現場でEngrishと英語との混同が進み、現在に至るまで、日本では「英語」としてEngrishが教育されている。

アルファベット[編集 | hide]

大文字、小文字とも、24文字からなる。英語のアルファベットとの違いは、LVが欠落していることである。

大文字 A B C D E F G H I J K M N O P Q R S T U W X Y Z
小文字 a b c d e f g h i j k m n o p q r s t u w x y z

発音[編集 | hide]

大枠では英語に近いが、いくつか大きく異なる点がある。これは、英語の発音を、日本人向けに単純化したためである。

  • RとL、BV - 区別されない。文字自体存在しないのだから、当然である。
  • Th - S/Z又はT/Dと同じ音で発音される。例えば、thatなら、zat/datと発音される。
  • 母音 - 弱母音は殆ど文字通りに発音される。a,e,i,o,uがそれぞれ持つ複数の音価のいくつかが欠落して、a,e,i,o,u合わせて5音にまでは減らずとも、7音ぐらいに減らされているのが一般的である。

文法[編集 | hide]

大枠では英語の文法に近いものが用いられるが、一部大きく異なる。

  • Be動詞+動詞原形 - 英語の直説法及び進行形の役割を果たす。直説法として用いられる場合は、Be動詞を省略することが許される。
  • 三単現やBe動詞の人称変化 - 英語と異なり、気分で決めて良い。
  • 完了形 - 過去完了は通常用いられず、現在完了形と過去形の区別は気分で決めることができる。
  • 前置詞 - on/in/atなどは、ケースによっては気分で入れ替えられる。
  • 冠詞 - 原則として付けるが、気分で抜かしても良い。

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Engrish 英語
Arr your bases are berongs to us. All of your bases belong to us./All of your bases are ours now.
I cannot be speak the Engrish. I can't speak English. /I can't speak Engrish.[1]
How many the Japanese are you need to change the right burb? - One, who is knows which burb is the right one. How many Japanese do you need to change the light bulb? - One, who knows which bulb is the right one, but not the light one![2]
She is plays the biolin. She plays the violin. / She is playing the violin.

語彙[編集 | hide]

ほぼ英語だが、一部日本語や和製英語が入り込んでいる。

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Engrish 英語
She is rook smart. She seems to be smart./She looks slender.[3]
It is muzukashi to speak the Engrish. It is difficult to speak Engrish/English.

問題点[編集 | hide]

Engrishの問題点は、発音の区別が少ないことや、日本語において区別が曖昧な時制表現が同じように曖昧になっていることの結果、英語などへの翻訳を行った場合、解釈に多義的な余地が生まれることである。

しかし、中国語が日本人にも微妙に分かるのと同じようにEngrishも英語圏で微妙に通じてしまうため、日本人は今後もEngrishを英語として教育し続ける可能性が高い。困ったことである。

脚注[編集 | hide]

  1. lとrを区別しないから、両義的に解釈できる。
  2. これは、lとrが区別されないことを逆手に取った言葉遊び。
  3. 賢そうに見えるのか、スレンダーに見えるのかの判別が困難である。